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2013年2月28日

子供の歯並びについて心配や疑問を抱える方たちに

こんにちは、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木剛史です。
子供の歯並びについて心配や疑問を抱える方たちに

最近の人は、歯と顎の大きさのバランスが取れていないため、悪い噛み合わせの子供が非常に多くなっています。そんな中、矯正治療の受診率は年々高まっていますが、一生に一度しか経験しない歯列矯正は皆さん、分からないことだらけです。

小児矯正の開始年齢は人によって違います。
一般的にお子さんの治療開始する目安は7~8歳といわれていますが、実際には、症状の緊急性や顎の成長の度合いによって違います。顎が成長する前に治療を始めたほうがいい場合や、永久歯が生えそろうのを待ってから治療を始めたほうがいい場合もあります。最適な治療のタイミングを逃すのも良くないですが、早過ぎていたずらに長々と治療をするのもまた良くないのです。

歯並びや噛み合わせの問題で、その後の人生にも影響を与えることも少なくありません。お子さんの歯並びや噛み合わせで、少しでも気になることがありましたら、一番良い時期を逃さないよう、まずは、お気軽にご相談ください。

小さなお子さんからご年配、難症例まで、あらゆる患者さんを治療

あらゆる患者さんを治療院長は、国立東京医科歯科大学歯学部歯学科を卒業、同大学院医歯学総合研究科・顎顔面矯正学分野・矯正歯科専攻課程を修了し、多数の治療実績があります。

院長は、日本矯正歯科学会の「認定医」
院長は、日本矯正歯科学会の「認定医」の資格を持つ矯正治療のエキスパートでもあります。認定医とは、国内で最も権威のある日本矯正歯科学会が認める資格の一つで、相応の実力と実績があるドクターだけに与えられるものです。審査は厳しく、一定基準をクリアした歯科医師でなければ与えられません。

歯科の分野でも専門性があります。
医科に内科や眼科などの専門性があるように、歯科の分野でも一般歯科の治療と矯正治療とでは専門性や設備が異なります。当院は歯列矯正に特化した、矯正歯科医院です。矯正歯科専門医(日本矯正歯科学会認定医)として歯並びとかみ合わせを整え、健康をもたらすことができるよう、より高度な矯正治療を目指しています。

 

医院選びのポイントは?

医院選びのポイントよく患者さまから、「矯正医選びの基準はなんですか?」というご質問を受けます。全国には約2万軒もの矯正治療を行う歯科医院があるといわれています。この中から自分に合った矯正歯科医院を見つけることなかなか困難ではないでしょうか。

通いやすいだけで選んでしまうと・・・
矯正治療は、治療期間が長くかかるため、現実的に通院可能な距離でないと通院が難しくなってしまいます。だからといって、便利だからとか、近いからという選び方をして、治療内容に納得できないといったことがおこるかもしれません。

もちろん患者さんが直感的に良い、相談しやすいと思った医院や先生が第一候補となります。その後で、以下のいくつかのポイントを確かめてみてください。

矯正医を選ぶときのポイント
●日本矯正歯科学会の資格のある矯正歯科医が自ら治療している
●治療に入る前の最終的な説明をしっかりする
●診断結果、契約書などの書類を渡してくれる
●治療費の内容が明確
●一般歯科医と連携して、虫歯、歯肉炎、抜歯等に対応している

院長も小児矯正の経験があります

院長も小児矯正の経験があります私は、幼い頃に反対咬合があり、後に母校となる東京医科歯科大学で小児矯正の治療を受けました。矯正生活は小学生から高校生になるまで続き、小児矯正用の装置からブラケットまで、一通りの治療を経験しています。

あの時、治療を受けて本当に良かった
子供の頃は、小児矯正用の装置を使用し、取り外しの煩わしさを感じたことを覚えています。中学・高校時代はブラケット装置を装着し、調整のたびに痛みが2~3日ありました。それでも、今こうしてキレイになった口元を見ていると、「あの時、治療を受けて本当に良かった。」と思えてきます。根気よく治療に付き合ってくださった先生には感謝しています。

自分も患者さんとこの喜びを共有できるのではないかと矯正歯科医に
当時は親に言われるがままに通院していましたので、今ほど矯正治療の大切さを理解していなかったと思います。今では見違えるような自然な口元になりましたが、これも担当してくださった先生のおかげです。

そうしているうちに、自分も矯正歯科医になれば患者さんとこの喜びを共有できるようになると考え、高校2年の進路決定時には矯正歯科医を目指すようになっていました。

一人ひとりの患者さんに合わせ、治療を進めるのは楽しい
矯正治療をどのように進めていけば最も効率が良いか、患者さんの負担が少なく 治療期間を短くするにはどうすれば良いかなど、さまざまな要素を考えながら、パズルのように治療計画を組み立てていくのがおもしろいのです。しかも、方法は一つだけではないんですね。一人ひとりの患者さんに合わせ、治療を進めていくのは、一つの作品を完成させるような達成感があります。

院長プロフィール

横浜フォルテ矯正歯科
院長 鈴木剛史(すずきつよし)
鈴木剛史

出身校
兵庫県西宮市生まれ、その後横浜市青葉区に転居
私立神奈川大学附属中学校卒業
私立神奈川大学附属高等学校卒業
平成17年 国立東京医科歯科大学 歯学部 歯学科卒業
平成21年 国立東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 顎顔面矯正学分野 専攻生課程修了

認定資格
日本矯正歯科学会認定医
WFO(World Federation of Orthodontists) elected fellow member
インビザライン認定ドクター
インコグニート認定ドクター

所属学会
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
WFO(World Federation of Orthodontists)世界矯正歯科医連盟
日本舌側矯正歯科学会
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会
バイオオルソ研究会

論文
日本顎変形症学会雑誌 = The Japanese journal of jaw deformities 20(3), 220-227, 2010-08-15
東京医科歯科大学顎顔面矯正学分野における30年間の顎変形症治療に関する検討
Clinical Statistical Analysis of Treatment for Jaw Deformities in the Section of Maxillofacial Orthognathics, Department of Orthodontics, Tokyo Medical and Dental University Dental School Hospital, during the Past 30 Years
鈴木剛史、川元龍夫、山田大輔、北村良平、富永直子、福岡裕樹、森山啓司

日本口蓋裂学会雑誌 32(2), 224, 2007-04-30
改良型CT画像ソフトを用いた骨延長症例における上顎骨の移動様相の観察
Observation of maxillary positional changes after distraction osteogenesis using modified CT images
伊藤公一、鈴木聖一、湊亜紀子、佐藤みちる、長嶺麗来、鈴木剛史、奥平真理子、馬場祥行、大林尚人、森山啓司

American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics 2011 Apr;139(4):517-25.
Systemic and maxillofacial characteristics of patients with Beckwith-Wiedemann syndrome not treated with glossectomy.
Kawafuji A, Suda N, Ichikawa N, Kakara S, Suzuki T, Baba Y, Ogawa T, Tsuji M, Moriyama K.

学会発表
IADR/AADR/CADR 82nd General Session (March 10-13, 2004)
Shear-bond Strength of Indirect Restoration to Mid-Coronal and Cervical Dentin
SUZUKI T, M.A. UZZAMAN, TOMOMATSU N, SHIMADA Y, TAGAMI J.

第31回日本口蓋裂学会総会, 草津, 2007年5月24-25日
改良型CT画像ソフトを用いた骨延長症例における上顎骨の移動様相の観察
伊藤公一、鈴木聖一、湊亜紀子、佐藤みちる、長嶺麗来、鈴木剛史、奥平真理子、馬場祥行、大林尚人、森山啓司

第66回日本矯正歯科学会大会, 大阪, 2007年9月19日-21日
外科的矯正治療を行った上顎前突症の術後安定性について―第2報;上顎前歯部歯槽骨切り術による3症例―
青木朝里、小川卓也、長濱浩平、シンタ ウィラハディ クスマ、鈴木剛史、川元龍夫、森山啓司

第66回日本矯正歯科学会学術大会, 大阪, 2007年9月19-21日
舌縮小術未施行のBeckwith-Wiedemann syndromeの全身所見と顎顔面形態について
川藤亜樹子、鈴木剛史、市川直子、加々良朱摩子、小川卓也、濱田俊、辻美千子、須田直人、森山啓司

第67回日本矯正歯科学会大会、千葉、2008年9月16-18日
集学的歯科治療により咬合の確立を図ったoligodontiaの2症例
鈴木剛史、小川卓也、佐藤麻緒、井口隆人、川元龍夫、森山啓司

第20回日本顎変形症学会総会、札幌、2010年6月15-16日
Le Fort I型骨切り術を併用し上下顎移動術を行った骨格性下顎前突症例の鼻形態変化に対する三次元的検討
山田大輔、川元龍夫、福岡裕樹、北村良平、富永直子、鈴木剛史、鈴木聖一、森山啓司

第20回日本顎変形症学会総会、札幌、2010年6月15日
下顎枝状分割術を施行した開咬を伴う骨格性下顎前突症例におかる術後安定性について
富永直子、鈴木剛史、山田大輔、北村良平、福岡裕樹、川元龍夫、森山啓司

第19回日本顎変形症学会総会、仙台、2009年6月4-5日
下顎枝矢状分割法を用いて外科的矯正治療を行った下顎後退症例の術後安定性について
鈴木剛史、福岡裕樹、青木朝里、北村良平、富永直子、川元龍夫、森山啓司

第44回日本口腔科学会関東地方部会、埼玉, 2010年9月4日
上下顎移動術を適用した骨格性下顎前突症例の鼻形態変化に対するCT画像を用いた三次元的検討
山田大輔、川元龍夫、東堀紀尚、鈴木剛史、鈴木聖一、森山啓司

執筆図書(共著)
矯正歯科治療 この症例にこの装置 医歯薬出版

お子さん一人ひとりに合わせた治療を大切にしています

●カウンセリングは、ゆったり話せる45分
●親子で一緒に聞いてもらう
●類似した治療例や矯正装置の見本をお見せして説明

一人ひとりに合わせた治療を大切にしています

お子さんにとってもご家族の方にとっても、どんな治療が始まるのか、治療中の痛みはあるのかなど、心配なことだらけではないでしょうか?

当院では、そういった不安や疑問に対して丁寧に説明するため、ゆったりと時間をとり、一人ひとりに合わせたお話をさせていただきます。

最初から丁寧に説明すること、そしてそれを親子で一緒に聞いてもらうこと
お子さんは矯正治療を受けられるのは初めてなので、基本的な説明を最初から丁寧に説明すること、そしてそれを親子で一緒に聞いてもらうことです。お子さんを無視して話をしてしまうと、装置を使う目的を理解せず、モチベーションが上がりません。

類似した治療例や矯正装置の見本をお見せして説明
さまざまな疑問に対して、お子さんの症例に類似した見本をお見せして答えていきます。また、問題を正確に把握するために、レントゲンおよび口腔内写真撮影を行い、説明させていただく場合があります。
(ドクターがより良いカウンセリングのために必要と判断して撮影した場合は無料)

矯正治療は子供・親・ドクターのチームワークが大切

チームワーク
矯正治療の成功には、治療を受ける本人のモチベーションがとても大切です。
ところが、矯正治療に対する子供の積極性は様々です。自分の歯並びにコンプレックスを感じ、進んで装置に取り組む子供もいれば、学校検診で指摘されたのがきっかけで始めた矯正装置を、ちょっとした隙についつい外してしまう子供もいます。

子供達には共通していることも有ります。子供達はみんな、矯正治療を受けさせてくれる親の愛情を何となく理解しているものです。そして親の期待に応えたいという気持ちが有ります。この気持ちを矯正治療に対するやる気に変換させるのが我々、矯正歯科医の役割です。

綿密な分析が質の良い治療につながる

矯正治療は、患者さんの噛み合わせの状態を正確に診査して、正しい基準を見極めることが大切です。そのため大学病院と同レベルの検査機器を使用した精密検査、綿密な治療計画を作成いたします。

最新のコンピューター技術による精密な分析、治療シミュレーション
矯正治療で最も重要な検査・分析の一つに、セファロ分析というものがあります。これは、患者さんの横顔のレントゲン写真を分析するもので、患者さんの歯の傾きの角度や上下の顎の位置のバランスなどを、基準値と照らし合わせて診断します。

セファロ分析セファロ分析セファロ分析

当院では、矯正歯科専門医の支持が厚く、実績も豊富なセファロ分析ソフトウェア「CephaloMetrics AtoZ」を導入し、コンピューター上で正確な分析を行っています。患者さんにも分析結果をお見せし、内容をわかりやすくご説明いたします。また、CephaloMetrics AtoZは治療後の顔貌予測シミュレーションが行える数少ないソフトウェアの一つです。ご希望が有れば、治療開始前にご自身の治療後の顔貌予測画像をご覧になれます。
 

2013年2月25日

できるだけリラックスして治療を受けて頂けるように

医院を訪れる全ての方がリラックスしてすごせるように、一つひとつにこだわりを持って丹念に選びました。
医院の設備

白を基調とし、ところどころにあしらった木目調のインテリアが落ち着いた雰囲気の院内です。

受付

受付

ご予約の相談はもちろん、治療中の疑問・質問なども承っております。どうぞお気軽にお尋ねください。

デンタルグッズ
デンタルグッズまた、歯ブラシなどのデンタルグッズを販売しております。虫歯予防に役立ててください。

待合室

待合室

木の家具とグリーンのカーペットで自然な雰囲気を出した待合室です。

ブラッシングコーナー
ブラッシングコーナー歯磨きやお化粧直しがしていただけるブラッシングコーナーもご用意しております。

診療室

診療室

人体工学の理論にもとづいて製造されたドイツ製です。実際に座ってみて、非常にリラックスできると感じたために導入しました。

カウンセリングルーム

カウンセリングルーム

カウンセリング専用の部屋をご用意しております。完全個室ですので、悩みはもちろん、費用や期間のことなど、どうぞお気軽にお尋ねください。すべての悩みごとに、相談に乗らせていただきます。

デジタルレントゲン

デジタルレントゲン

胸のレントゲンなどを撮るのに比べ、歯は面積が小さいので被爆量はほとんどありません。加えて、デジタルレントゲンを使用することによって、その被爆量をさらに約1/5程度にまで削減することができます。

また、デジタル操作により撮影画像を拡大することができるため、綿密な治療計画を立てることができます。

感染対策

感染対策感染対策感染対策

治療において、忘れてはならないのが感染対策です。

当院ではコップやエプロンまで、可能な限りディスポーサブル(使い捨て)を徹底しています。使用するミラーやピンセットは、滅菌パックに入れて、患者さんの前で開封いたします。また、高圧蒸気滅菌器、薬液滅菌、ガス滅菌などの各種滅菌機器を取り揃えています。小さなお子さまにも、安心して治療を受けさせることができるでしょう。

2013年2月20日

永久歯が足りない子供が増えています

永久歯が足りない生まれつき歯が足りない確率が増加傾向に有り、最近では約10%と報告されています(親知らず以外の永久歯が先天欠如しているもの)。

ところが、永久歯が足りないかどうかの検査は一般的に行われていないため、永久歯が一向に生えてこなくて初めて発覚することが多いのです。永久歯が足りないと、歯並びや噛み合わせが悪くなったり、歯の真ん中が左右で歯が足りない方にズレてしまったりします。しかしながら、足りないことがわかっていれば、早目に対応することができます。

よって当院では、永久歯の本数が正常かどうかの検査をカウンセリング時に無料で行っております。

永久歯が変なところから生えてきた

永久歯が変なところから生えてきた永久歯が歯並びの外側や内側にズレて生えてきてしまうことを異所萌出(いしょほうしゅつ)と言います。

早期に対応しないと、本来生えるべき位置に隣の歯が倒れ込んできてしまい、並ぶスペースが無くなってしまいます。

すきっ歯が気になる

すきっ歯顎に対して歯が小さい、永久歯が足りない、舌が大きい場合などに生じる不正咬合です。

見た目と発音に問題が生じるため、子供がコンプレックスを感じる前の治療が効果的です。上顎の前歯が生えたばかりのころに正中に隙間があいているのは必ずしも異常ではなく、隣の歯が生えるころに自然に閉鎖することがあります。

まずはお気軽に御相談下さい。

噛み合わせが深く下の歯が隠れてしまう

噛み合わせが深く下の歯が隠れてしまう噛み合わせてイーッとした時に、下の歯がほとんど隠れてしまい見えない状態です。これを過蓋咬合(かがいこうごう)といいます。

成人矯正ではワイヤー矯正で歯への負担が比較的大きい治療が必要ですが、小児矯正では成長を利用できるため、取り外しの装置でスムーズに治療が可能です。

前歯が噛み合わさらない

前歯が噛み合わさらないカチンと噛み合わせると、奥歯だけが当たり、前歯が当たらない噛み合わせで、開咬(かいこう)と言います。

骨格性の開咬もありますが、子供の開咬の原因の多くは舌の悪い癖です。これを異常嚥下癖と言い、子供のうちであれば比較的スムーズに治療が可能ですが、成人まで放置すると、骨格的な開咬になってしまったり、癖がなかなか取れず治療しても開咬が再発してしまったりすることがあります。

受け口が気になる

受け口が気になる上下の前歯の噛み合わせが逆になってしまっている状態を反対咬合と言います。見た目が良くないだけではなく、奥歯や顎関節に負担がかかる噛み合わせです。

受け口は子供のうちの早期治療がとても効果的で、放置して成人になると治療の難度が大きく上がってしまい、手術を必要とすることもあります。

出っ歯が気になる

出っ歯が気になる出っ歯は見た目が良くないだけでなく、前歯がしっかり当たらないため、食べ物が効率良く噛み切れません。また、出っ歯で口が閉じにくい場合は、口の中が乾燥しやすく、虫歯や歯肉炎の高いリスク、口臭の原因になります。

上顎が出ているのか、下顎が下がっているのかは横顔のレントゲン(セファログラム)を分析することにより診断します。

前歯がガタガタ

永久歯が変なところから生えてきた顎に対して歯が大きい場合、前歯が永久歯に生え変わった時に歯並びがガタガタになります。

歯並びがガタガタしていると歯垢や歯石がたまりやすく、虫歯や歯肉炎の原因となります。成長期に歯並びの幅を広げることにより、前歯を並べるスペースを成人の矯正治療より多く獲得することができます。

症例1

取り外しができる装置で上の前歯を前に押しました。(在宅時のみ使用)
受け口症例次へ受け口症例

受け口症例
上の前歯を細い針金で優しく押していきます
受け口症例
装置をはめているのを前から見た写真

症例1

 出っ歯症例 出っ歯症例 出っ歯症例
次へ
 出っ歯症例


   取り外しができる装置を
   1年半、在宅時のみ使用
次へ
 出っ歯症例 出っ歯症例 出っ歯症例

いつも口を開けている

いつも口を開けているいつもポカンと口を開け、口で息をしている場合は要注意です。

口呼吸(こうこきゅう)
●鼻の病気や、出っ歯で口が閉じにくいことが原因
●子供のうちに正しい鼻呼吸を身につけることが大切

これは口呼吸(こうこきゅう)と言い、口の中が乾燥しやすくなり、菌が繁殖して虫歯や歯肉炎、口臭の原因となります。口呼吸の原因としては、鼻の病気や、出っ歯で口が閉じにくいことが考えられます。

子供のうちに正しい鼻呼吸を身につけることが口腔、そして全身の健康に繋がります。
 

指しゃぶりをする

指しゃぶりをする乳歯の歯並びが完成する2歳半以降の指しゃぶりの継続は、歯並びに悪影響を与えます。

吸指癖(きゅうしへき)
●開咬や出っ歯の原因になる

これを、吸指癖(きゅうしへき)と言いますが、上下の前歯の間に指が入りこむことにより、開咬(上下の前歯が当たらないこと)や出っ歯(上顎前突)になります。

また、指を吸う時の頬圧により、上顎の歯並びや骨が狭窄し、異常なV字型になる危険性があります。
 

下唇を噛む

下唇を噛む下唇を頻繁に噛んでいるのは咬唇癖(こうしんへき)という悪い癖です。

咬唇癖(こうしんへき)
●出っ歯の原因になる

咬唇癖が有ると、上の前歯が前へ傾斜し、下の前歯が後ろへ傾斜するため、著しい出っ歯になります。こうなってしまうと上下の前歯の間に唇がスッポリと収まってしまい、咬唇癖をやめさせることは難しくなります。

リップバンパーなどの矯正装置で咬唇癖を防ぐことができます。

小児矯正で使用する装置

当院の小児矯正では、できるだけ取り外しのできる矯正装置を使用しています。
小児矯正で使用する装置

取り外せない固定式の矯正装置を装着していると、大人でも歯磨きが難しくなり、虫歯のリスクが上がります。ましてや歯ブラシの扱い方に慣れていないお子さんなら、なおさらといえます。

できるだけ虫歯のリスクを避けたいから
もちろん、歯磨き指導も行いますが、小さいお子さんにとって完璧に歯磨きをマスターするのは至難の業。さらに、お子さんの虫歯は非常に早く進行し、あっという間に細菌が神経まで到達してしまいます。このような観点から、当院では、できるだけ取り外せる装置を選択しています。

なお、症例によっては固定式の装置で治療が必要な場合もあります。そのような場合は、虫歯の予防処置を念入りに行いながら矯正治療を進めます。

子供の矯正で使う矯正装置

歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)
歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)●対象:3歳~8歳くらい
●使用期間:約1年前後
●反対咬合(受け口)の治療に使用する
●取扱いが簡単

透明なマウスピース型の矯正装置で、反対咬合(受け口)の治療に使用します。対象となるお子さんは3歳~8歳くらいで、装着したまま就寝します。歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)は筋機能訓練装置とも呼ばれ、口周囲の筋肉のバランスを整えながら舌の位置を正しい位置に戻し、噛み合わせを改善していきます。

使用期間は保定期間も含めて約1年前後で、早ければ使用後3ヶ月程度で反対咬合の改善が見られます。なお、3歳のお子さんでも簡単に取り扱いができますので、ご家族と一緒に使用方法を指導いたします。

拡大プレート
拡大プレート●対象:小学校3年生前後
●使用期間:1年から1年半程度
●子供の矯正治療では多く使用されている

取り外しができるプレート(床)で歯の移動と、顎の骨の拡大を行う装置です。歯を正しい位置に動かし、併せて歯の土台も正しい大きさに広げていきます。装置にはスクリューが装着されていて、スクリューを回すことによって、歯並びの幅を広げたり歯を動かしたりします。

小学校3年生前後から開始し、使用期間はおよそ1年から1年半程度です。シンプルな構造ですが、治療効果の高い装置として子供の矯正治療では多く使われています。

急速拡大装置
●対象:15~16歳前後まで
●自分で取り外すことができない
●上顎が狭窄している症例に使用する

上顎の歯並びの幅を短期間で拡大する装置で、自分で取り外すことはできません。歯が並ぶスペースを広くすることができ、永久歯の非抜歯矯正の可能性が高まります。上顎が狭窄している症例に用います。

上顎骨が十分に固まっていない15~16歳前後まで使用することが可能です。大人では殆ど使用されない装置です。

バイオネーター、ツインブロック、FKO
●出っ歯や受け口、過蓋咬合の治療に使用する
●治療開始前の精密検査が重要

顎の成長のバランスを整える、取り外しのできる矯正装置です。出っ歯や受け口、過蓋咬合を改善します。出っ歯にも受け口にも使用する、というと違和感が有るかも知れませんが、装置の設計を工夫することにより、どちらにも使用できます。ただし、上下分離型のツインブロックは受け口には使用しません。

ヘッドギア
ヘッドギア●対象:小学生~中学生時の成長期
●成長が強すぎるために起きる上顎前突の治療に使用する
●取り外しが簡単にでき、就寝時および自宅内で装着する

ヘッドギア上顎(あご)の成長が強すぎるために起きる上顎前突(出っ歯)に適応し、上顎第一大臼歯から後方に力をかけ、頭部から後ろに引っ張るようにして装着します。取り外しが簡単にでき、就寝時および自宅内で使用します。

力のかけ方によって上顎の成長を抑えたり、あるいは上顎の奥歯を後方に移動させます。力の加え方を調整していきながら顎の成長をコントロールします。

装置の使用時間によって治療効果が左右されますが、ご本人とご家族の協力が得られればとても効果的な装置です。主に小学生~中学生時の成長期に使用し、上顎の成長・上奥歯の位置がコントロールできれば、永久歯列期の上顎前突の治療において抜歯をしないで治せる場合があります。

フェイシャルマスク
●対象:小学校低学年から開始
●使用期間:約1〜3年間
●受け口の治療に使用する
●取り外しが簡単にでき、就寝時および自宅内で装着する

上顎(あご)の成長が悪いことが原因でなる受け口の場合に使用します。おでこと下顎の間についている金具に上顎を前方に引っ張るゴムを取り付けます。これにより、上顎を前方に成長誘導することで受け口を改善します。

小学校低学年から開始し、およそ1〜3年間使用します。取り外しが簡単にでき、就寝時もしくは自宅で装着します。

永久歯列期(中学生~)に使用する矯正装置

永久歯列期(中学生~)に使用する矯正装置永久歯列期(歯の交換期以降)では、基本的に成人矯正と同じ装置を使用します。

子供の矯正治療と大人の矯正治療との大きな違いは、子供は体も顎(あご)の骨も成長途中であるということです。そのため成長を十分に考慮した治療が重要になります。

矯正治療中の歯磨きについて

小さいころからブラケットやワイヤーが何年も装着され、上手に磨けず、虫歯や歯肉炎になってしまっているお子さんがいます。
矯正治療中の歯磨きについて

歯並びだけ良くなっても虫歯だらけ、歯茎は腫れて真っ赤、というのでは本末転倒です。

当院では、子供のうちはできるだけ取り外しのできる装置を用いて歯を動かしていくため、虫歯のリスクは大きく軽減されています。また、当院では矯正治療中のクリーニング・フッ素塗布を無料で行っております。

1. 初診相談

初診相談患者さんのお悩みやご希望をうかがい、専門的な立場からご相談させていただきます。

カウンセリングでは、問題を正確に把握するために、レントゲンおよび口腔内撮影を行う場合があります(ドクターがより良いカウンセリングのために必要と判断して撮影した場合は無料)。

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2. 精密検査

精密検査詳しい口腔内診査を行った後、口の中の模型を製作するための歯型とり、噛み合わせの記録、レントゲン撮影、写真撮影を行います。

検査資料の分析に約1週間お時間をいただいています。

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3. 診断

診断精密検査で得られたデータや資料を基に治療計画を立てご提案いたします。

また治療方法や期間、費用について患者さんのご要望を伺い、ご相談しながら決めていきます。

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4. 治療開始(平均1年6ヶ月~2年)

治療開始治療計画に基き矯正装置を装着して歯を動かす治療を開始します。

矯正治療中はおよそ1ヶ月に一度、来院していただき装置の調整をいたします。

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5. 治療後のメインテナンス(保定)

治療後のメインテナンス歯を動かす治療が終了して装置を外した後は、後戻りを防ぐための「保定期間」が症例により約1~3年必要です。

保定装置も目立たないものを選べる
骨が安定していないうちは、歯は元にあった位置に戻ろうとするため、この期間は保定装置を装着し、歯の位置を安定・固定させます。保定装置には、取り外せるマウスピースタイプと、歯の裏側に固定する細いワイヤーのタイプがあります。当院では、最新の目立たないマウスピース保定装置も選択していただけます。

保定期間も大事な治療の一部です
メインテナンスのために3ヶ月~6ヶ月に一度、来院していただき、約1~3年程度で終了です。
矯正治療において保定期間も大事な治療の一部です。きちんと定期検診を受けて、歯並び、噛み合わせを安定させましょう。

いつから始めたら良いの?

一般的には7歳から8歳、上下の前歯が4本ずつ生え変わったころが矯正治療の開始時期です。
いつから始めたら良いの?

とはいえ、顔が一人ひとり異なるように、歯や顎(あご)の成長はお子さんによって千差万別です。早い時期に矯正を始めたほうが良いお子さんもいれば、実際にはしばらく成長を待ってから始めたほうが良いお子さんもいます。

最適な開始時期を逃さないように、お気軽に検診にいらしてください。
 

子供のうちから矯正治療を始めるメリットは?

子供のうちから矯正治療を始めるメリットは?子供の矯正治療の目的は、キレイな歯並びを作る土台づくりです。

この時期の治療を適切に行うことにより、次のようなメリットが生まれてきます。

1. 成長を利用して骨格的なバランスを整えることができます。
成長終了後の成人では、顎の幅や前後的バランスなどは外科的な処置を加えない限り、基本的に変化させることはできません。

2. 永久歯列でのワイヤーによる治療の難易度が下がります。
抜歯をせずに治療できる可能性が高まります。また、永久歯列期のワイヤーによる治療が必要でなくなる場合もあります。

3. 手術を回避できる可能性が高まります。
出っ歯や反対咬合(受け口)など骨格的な問題が大きく、将来的に手術を必要とする可能性があるような場合、早期にアプローチしていくことで、手術を回避できる可能性が高まります。

4. 歯の動きが早く、治療期間が短縮できます。

5. 歯並びにコンプレックスを抱える前に治療を終えることが心の健康に繋がります。

6. 矯正治療に伴う偶発症である、歯肉退縮や歯根吸収などが起こりにくくなります。

このように、小児矯正には様々なメリットがあります。お子さんの歯並びや噛み合わせ骨格などで、少しでも気になることがありましたら、お早めにご相談ください。

子役の歯並びの矯正治療

子役の歯並びの矯正治療正常な前歯の生え変わりが子役のお子さんにとっては大問題となることがあります。前歯が無い状態では、メディアへの出演は殆どNGとなってしまうからです。また、一般的には許容される前歯のすきっ歯や、デコボコも早目の改善が求められます。

当院ではもともと虫歯予防の目的で、取り外しのできる矯正装置による治療を得意としておりますので、まずはご相談ください。

矯正治療が終わるまで仮歯を入れることができます
子役の歯並び症例次へ子役の歯並び症例
子役の歯並び症例次へ子役の歯並び症例

当院ではもともと虫歯予防の目的で、取り外しのできる矯正装置による治療を得意としておりますので、まずはご相談ください。

なぜ治療が必要なの?

矯正治療の必要性が認識されるにつれ、受診される患者さんは毎年増加しております。美しい歯並びを手に入れることにより、まず笑顔に自信が持てるようになります。
なぜ治療が必要なの?
 

子供の歯の矯正治療は一生の健康に繋がる

子供の歯の矯正治療は一生の健康に繋がる歯並びが悪いまま大人になると、見た目にコンプレックスを持ってしまい、自信を持って思い切り笑えなくなってしまう場合があります。

虫歯、歯周病の原因に
歯並びが悪いと、どうしても汚れが溜まる部分から、虫歯、歯周病の原因となります。歯の痛みで苦労したり、歯を失って美味しくご飯が食べられなくなったりしてしまいます。

歯周病は恐ろしい病気!歯周病予防に矯正治療を
また、歯周病は、心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・肺炎・低体重児早産の原因となることがわかっています。一生の健康に繋がるので、矯正治療を受けて歯周病を予防しましょう。

歯周病の全身への悪影響について

咀嚼能力について
●乳歯の虫歯が歯並びに与える悪影響
乳歯はどうせ抜けるから虫歯になっても良いなんて考えている方はいませんか?
もし、そう考えていたら、それは大きな間違いです。

乳歯の虫歯により、下に埋まっている永久歯の形や、生える場所に異常が生じることがあります。また、虫歯で乳歯が早く抜けてしまうと、歯並びが崩れてしまいます。

欧米では子供のうちに矯正治療を開始
●国際化社会に通用する歯並びを得ておく
欧米では矯正治療の受診率が高く、しかもそのほとんどが子供のうちに治療を開始しています。
八重歯は吸血鬼の歯として嫌われ、貧困を連想させると言われているほどです。

お子さんが世界を舞台に活躍する時に歯並びがコンプレックスとならないように、早めに矯正治療を終えておくことをお勧めします。

装置追加料金なし、来院毎の調整料なしの安心できる料金体系

装置の変更・追加による追加料金はありません

 

家族割引(-50,000円・税抜)があります

家族割引歯や顎の大きさは遺伝するため、家族で似たような歯並びになることは多くあります。

兄弟で矯正治療が受けやすいように、家族割引制度を設けております。親子での適用も可能です。

院長は、日本矯正歯科学会の「認定医」

院長は、国立東京医科歯科大学歯学部歯学科を卒業、同大学院医歯学総合研究科・顎顔面矯正学分野・矯正歯科専攻課程を修了し、現在までに多数の治療実績があります。
院長は矯正「認定医」

また、院長は日本矯正歯科学会の「認定医」の資格を持つ矯正治療のエキスパートでもあります。認定医とは、国内で最も権威のある日本矯正歯科学会が認める資格の一つで、相応の実力と実績があるドクターだけに与えられるものです。

「院長あいさつ」へ
 

丁寧なカウンセリング

丁寧なカウンセリング●カウンセリングは、ゆったり話せる50分
●親子で一緒に聞いてもらう
●類似した治療例や矯正装置の見本をお見せして説明

当院では、治療に対する不安や疑問に対して丁寧に説明するため、ゆったりと50分時間をとり、一人ひとりに合わせたお話をさせていただきます。
初めての矯正治療で不安に思う患者さんに、基本的な説明から使う装置に至るまで、丁寧に説明します。

また、開始前に治療計画書をお渡ししています。

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装置の変更・追加による追加料金はありません

装置の変更・追加による追加料金はありません子供の口の中の状況は、成長と共に変化し続けます。
このため、治療途中で当初は予定していなかった矯正装置が必要となる場合があります。

当院では、このような場合でも装置の追加料金はいただきませんので、安心して治療を受けていただけます。

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クリーニング・フッ素塗布無料

クリーニング・フッ素塗布無料歯石や着色のクリーニング・フッ素塗布は無料です。

矯正治療中は当院に4~8週間に一度通院していただきます。定期的な通院は虫歯予防のための歯のクリーニングやフッ素の塗布にとても良い機会です。

横浜フォルテ矯正歯科の子供達には虫歯になって欲しくない!という思いから、矯正治療で通院中のクリーニング・フッ素塗布は無料で行っています。

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取り外しできる装置

取り外しできる装置当院の小児矯正では、できるだけ取り外しのできる矯正装置を使用しています。取り外せない固定式の矯正装置を装着していると大人でも歯磨きが難しくなり、虫歯のリスクが上がります。

小さいお子さんにとって完璧に歯磨きをマスターするのは難しいですし、お子さんの虫歯は非常に早く進行し、あっという間に細菌が神経まで到達してしまいます。このような観点から、当院では、できるだけ取り外せる装置を選択しています。

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